チャットレディでは稼げない…な体験談②

 

※この記事は、①をご覧になっていただいてからお読みいただくことをお勧めいたします。

 

みなさん、長岡を褒めてください。

なぜなら、前回の記事を投稿して、その日のうちに続きをつらつらと書き始めているからです。

この怠惰な僕が、です。

誰にも見られていない（少しだけPVはあります）このサイトの更新に精を出しているのです。

少し褒めてもらっても、許されるのではないでしょうか。

…なんて考えていたのも束の間、のんびりしていたら普通に何週間も経っていました。

どうしようもありませんね僕は。

 

さて、そんなことはさておき。

僕にとっては前回の記事からの繋がりで書いておりますので記憶も新しく。

しかしみなさんのために、えみさんについて少し振り返っておきましょう。

前回のあらすじ！

高校を卒業後、地元のスーパーでバイトをしていたえみさん。

毎日が同じことの繰り返し。えみさんは、刺激を求めるようになっていました。

スーパーのお惣菜を作るバイトをしながら、他のバイトを探し始めます。

そこで見つけたのがチャットレディの求人。

えみさんは、高校生の時のご友人がチャットレディをやっていたことを思い出します。

そして、軽い気持ちでその求人に応募するのでした。

 

すぐに決まった面接では、同様にすぐ実践に。

業者の方は、なんとAV制作会社の元社長。教えるのも優しく、アドバイスも的確で安心なのでした。

その業者の方のアドバイスで、えみさんはアダルトありでチャットレディ登録をしていました。

それなのに、全然稼げない。普通にバイトをするよりも。

その収入というと、1週間で2万円ほど。

 

そんな時、業者の方からお誘いがありました。

『一緒にセックス配信をやらないか？絶対稼げるから！』

 

…その誘いに乗ることにしたえみさんは、業者の方と夫婦という設定で、FC2でセックス配信をすることに。

 

『前回のあらすじ！』なんてはじめてやってみましたけど、なかなかうまくまとまっているのでは？

というか、これ、前回の記事を見る必要がないのでは…？

いえ、記事本編ではちゃんと会話形式で文字に起こしてますからね。

ちゃんと読んでもらえると信じたい。

会話形式が受けているのかどうかわかりませんけれども。

さて、ようやく続きです。どうぞ。

 

いざ、セックス配信、の前に…

長岡「業者の人と夫婦設定でセックス配信をすることに決めたんですよね？」

えみさん「はい」

長岡「その、えみさんはもともとチャットレディをやるつもりでバイトをはじめたわけじゃないですか」

えみさん「はい」

長岡「業者の人とセックスすることに、抵抗なかったんですか？」

えみさん「それなりに抵抗はありましたよ（笑）」

えみさん「でも、とりあえず一回してしまえばなんとかなるかなって思いました」

長岡「そうなんですね…」

長岡「業者の人の年齢とか、容姿とかはどんな感じでした？」

えみさん「そうですね、年齢は34歳とか35歳とか、それくらいだったと思います」

えみさん「坊主頭で、体型は普通体型ですかね。身長は170~175センチくらいですかね？」

えみさん「あと、右腕にタトゥー入ってました」

長岡「聞いた感じ、なかなかいかついイメージができあがりましたが…」

えみさん「間違ってないと思います（笑）」

 

ん～（笑）

えみさんすごいですね…

知り合ったばかりの業者の人とのセックス配信、なんとかなるですって。

しかも業者の人はいかつい。

適応力が高いということなんでしょうか。

友達だったらだいぶ心配してしまいますね、僕なら。

 

いざ、セックス配信

長岡「それで、配信をはじめたんですよね」

えみさん「はい」

えみさん「FC2は基本NGはなくて、何をやってもよかったんです」

えみさん「やりたい放題でしたね」

長岡「そうだったんですか？たぶん今はいろいろと違うんじゃないですか？」

えみさん「今の事はわからないですけど、規約とか厳しくなってるかもしれないですね」

長岡「ですよね」

えみさん「セックス配信をやってる人はいなかったので、1分120円でスタートしました」

えみさん「強気の料金設定でした」

長岡「それでも視聴者はたくさん来たんですか？」

えみさん「最初から有料配信でスタートではなくて、まずは無料の配信を1時間くらいやって人を集めました」

長岡「なるほど」

えみさん「視聴者が増えて、安定してきたところで有料配信に切り替えるんです」

えみさん「視聴者は、コメントで意見とか要望を書き込むことができます」

えみさん「『こうしてほしい』とか、『ここが見たい』とか」

長岡「それに応えて内容を変えていくんですね」

えみさん「はい」

えみさん「でも実際は、配信がスタートしてすぐ暴言の嵐でした」

長岡「そうだったんですか」

えみさん「中には応援してくれたり、優しいコメントをくれたり、良い人もいましたけどね」

えみさん「目につくのは暴言ばっかりでした」

えみさん「死ね、ブス、デブ、消えろ、おもしろくない、金返せ、120円の価値無い、などなど…」

長岡「匿名っておそろしいですね」

えみさん「ほんとですね（笑）」

えみさん「そんな中、お互い『気持ち良い』なんて感情はまったくなくて」

えみさん「とにかく『早く終わりたい』『逃げたい』そればっかり考えてました」

 

もっとはやし立てて、盛り上げようとするのかと思っていました。

僕はセックス配信を見たことがないのでわからないんですけど、どこもそういうものなんでしょうかね。

そのコメント見ながら配信続けるのってかなりしんどそうですよね。

セックス配信に限らず、ネットで顔出しでなにかやっている人ってすごいなって思いました。

 

セックス配信は稼げるのか、稼げないのか

長岡「配信はどれくらい続けたんですか？」

えみさん「有料配信は45分とか、それくらいだったと思います」

長岡「大変でしたね」

えみさん「はい」

えみさん「なんとか初めてのセックス配信を終えて、二人とも精神的にボロボロの状態でした」

長岡「そうですよね」

えみさん「ただ、報酬には二人とも驚きました」

長岡「かなり高かったんですね？」

えみさん「45分の有料配信で、9万円稼げたんです」

長岡「9万円！？」

えみさん「わたしたちもそんな感じの反応でした（笑）」

えみさん「『あんなグダグダの配信だったのに？』って、二人でめちゃめちゃ驚きました」

長岡「衝撃的な数字ですね」

えみさん「はい」

えみさん「確実に稼げることがわかったので、二人で組んでFC2のセックス配信1本でやっていこうって決めました」

長岡「それもなかなかな決断ですね」

えみさん「ですよね」

えみさん「でもわたしも、覚悟を決めてついていこうと思いました」

 

計算してみました。

45分で9万円ということは、時給換算で12万円です。

2人で割っても1人6万円。

これは、配信でやっていこうって気持ちにもなりますね…

 

FC2配信者になる

えみさん「それからは、夜に家を出て朝方に帰ってきて、っていう生活でした」

えみさん「帰って4時間くらい寝て、お昼に起きていました」

長岡「夜勤って感じですね」

えみさん「そうですね」

えみさん「当時は実家暮らしだったので、親には『派遣のバイトするから夜勤いってくる』と嘘をついていました」

長岡「さすがに言えないですよね」

えみさん「言えなかったですね」

えみさん「『生活が乱れると太るから、配信前にジム言ってこい！』って言われて、業者の方がジムを契約してくれました」

えみさん「しかも、靴とかウェアとかの必要なものも全部用意してくれたんです」

長岡「至れり尽くせりですね」

長岡「業者の方もそれだけ本気だったんでしょうね」

えみさん「そうだったんだと思います」

 

何事も、本気でやればそれだけ努力が必要になりますよね。

犠牲も伴います。

でも、『確実に大金を稼げる』という確信があったからこそ、同じ方向に全力を賭けていけたんだと思います。

僕もそんな風に全力になってみたいと思わされます。

 

FC2での稼ぎ方

えみさん「ここからが勝負です」

長岡「どうやって配信で稼ぐかですね？」

えみさん「はい」

えみさん「まず、暴言を書き込んでくる視聴者は、ほとんどがポイントを持っていない人でした」

えみさん「ただ登録してるだけか、少ないポイントで楽しもうとする人です」

長岡「なるほど。そういう傾向があるんですね」

えみさん「そうなんです」

えみさん「そこで、完全ポイント制に切り替えて、暴言を書き込んだアカウントはひたすらブロックしたり報告したりしました」

えみさん「自分たちが配信しやすい環境を作ろうとして、いろいろ考えなおしたんです」

長岡「お金を落とさない視聴者だから、ブロックしても痛くないわけですね」

えみさん「そうなんです」

えみさん「夫婦が設定というのもバレないように、ちゃんと夫婦に見える配信のネタ探しもがんばっていました」

えみさん「結婚指輪もつくりました（笑）」

長岡「徹底してますね…」

えみさん「ですね（笑）」

えみさん「AVを見て勉強して、警察に捕まらないように気を付けて外からの配信なんかもしました」

えみさん「少しでも興味を持ってもらえるように必死でした」

長岡「YouTuberですね」

えみさん「まさにそんな感じです」

えみさん「それでも『本当に結婚してるの？』『本当に夫婦なの？』って疑われたことがありました」

えみさん「その時は、ネットで3万円くらいのウェディングドレスを買って着て見せたり、そのウェディングドレスを着ながらセックス配信したりしました」

長岡「すごい（笑）」

えみさん「結婚してないのにウェディングドレスを着ることになるとは思いませんでしたね（笑）」

長岡「さっきの、外からの配信はどんなことをしてたんですか？」

えみさん「外の配信は、夜中の2時～3時に近所のコインランドリーで裸になっているところを配信したり」

えみさん「歩道橋の上で裸になっているところを配信したりです」

えみさん「今思うとゾッとします」

長岡「全然警察に捕まりそうですけどね…」

えみさん「人目につかないように気を付けてはいました（笑）」

えみさん「中でも、居酒屋でノーパンイタズラ配信はバレないかドキドキでしたね」

長岡「おお…」

長岡「ノーパンイタズラ配信というと？」

えみさん「リモコンのおもちゃを入れたり、テーブルの下で触ったりですね」

 

稼ぐためとはいえ、かなり過激になっていますね…

一般の方のそういう動画が流れているのを見たことはありますが、実際に撮影していた話を聞けるとは…

しかし、よく警察に捕まらなかったですよね。

それこそ、配信してるなら特定されて通報されるなんてことも考えられそうですけども。

ウェディングドレス、なかなかじゃないですか？

 

まとめ

えみさんと業者の方のお二人は必死だったんだと思いますし、それなりに楽しんでやっていたんだと思いますけど。

聞いてる分には『大丈夫か！？』って気持ちですよね。

ですよね？

この記事書きながら感じたことがあったんですけど、えみさん達は少しでも視聴者を増やすために危険を冒して外で露出したりイタズラしたりしてたわけじゃないですか。

でも実際には、お金関係無しに、性欲だけで外で露出したり屋外セックスしたりする人がいるわけですよね。

たぶん僕が考えているよりたくさんいるんだと思うんですけど。

 

性欲ってすごいんだなあ。

 

あらためてそう感じさせられるお話でございました。

いえ、まだ終わりませんので。

次も読んでくださいね。