【後編】風俗エステってなに?仕事内容は?稼げるの?な体験談

※この記事は、【前編】【中編】をご覧になっていただいてからお読みいただくことをお勧めいたします。
中編では、レクチャーを受けた中本みずほさん(仮名)が、初仕事に向かう直前で終わってしまいましたね。
前編と中編で、みずほさんが風俗エステに挑戦することにしたきっかけ、面接、先輩からのレクチャーとお届けしてまいりました。
さて、この後編ではついにみずほさんの初仕事を追体験です。
みずほさん、どうなってしまうんでしょうかね。
はじめての風俗エステ
みずほさん「初めての仕事は波乱の連続でした。」
みずほさん「初のお客様は、同年代くらいの穏やかな印象の方でした。」
長岡「穏やかな印象の方、よかったです。」
みずほさん「はい。新人だという私のことを暖かく見守ってくださる方だったんですが、シャワーのお湯は熱すぎたり、オイルは思いっきりこぼしてしまうし(笑)。」
みずほさん「タイマーのセットも忘れていて、気づいたらあと20分程で退室する時間になっていました。」
長岡「初めてですもの…。」
みずほさん「(笑)。急いでマッサージから性感に切り替えて、ぎりぎりのタイミングで絶頂に達してくれたので、なんとかセーフだったと思いたいです(笑)。」
長岡「達してくれたならセーフです!(笑)。」
みずほさん「(笑)。だけど、自分がそのままシャワーを浴びたいくらい汗だくになってしまいました(笑)。」
長岡「誇張でなく波乱の連続だったんですね。」
みずほさん「はい…。一応、クレームなどはありませんでしたが、復習する必要性を改めて感じました。」
みずほさん「お客様に楽しんでいただけるようになる前に、まずは私がミスのないようにシミュレーションをして、次の試合に備えることにしました。」
初めてのお客さん、変な人じゃなくてよかったですよね。
波乱の初仕事を経験して、次の「試合」に備えるみずほさん。
向上心が高くて尊敬です。
「試合」だと思ってるんですもんね。すごいです。
本指名、ランキング、爆サイ
みずほさん「少しずつ仕事に慣れだして2,3か月経った頃、ちょっとずつリピーターさんが増えてきて、コツも掴んできたように感じてきました。」
みずほさん「そんな時、とあるお客様から『みずほちゃん、ランキング3位だからよんだんだよ』と言われました。」
みずほさん「『え!?』恥ずかしながら、そこでランキングの見方を教えていただき、自分がその位置にいることを初めて知りました。」
みずほさん「その際に、掲示板の存在も知ることになったんです。」
長岡「お店の公式サイトに設置されている掲示板とかではないんですか?」
みずほさん「それが違うんです。掲示板にはお店の裏的なことが書かれていて、中には私の源氏名もばっちりと書かれているのも発見しました。」
長岡「恐ろしいですね。」
みずほさん「ほんとにほんとに。『みずほさん、ありさん?』これは隠語で、本番できるかどうかを確認してるらしいんです。」
みずほさん「自分の知らないところで自分のことを堂々と言い合っている人がいるんだって知りました。」
みずほさん「どんどんと読み進めていくうちに、怖さで体が震えました。」
長岡「それは震えますよね。怖いです。」
みずほさん「はい。遡っていくと、私のことが話題になり始めたのは、どうやらランキングに入りだした頃のようでした。」
長岡「なるほど。人気が上がるにつれて、ってことですね。」
みずほさん「はい。その内容から、書いているのはおそらく、お客様と、お店のほかのお姉さんのようでした。」
長岡「お店のお姉さんが…。なんと…。」
みずほさん「元々疑り深い性格だったこともあって、それからは、お店のお姉さんとの関わり方だったり、お客様と話す内容にもより一層気を配るようになりました。」
長岡「疑り深くなくたってそうなりますよね。なに書かれるか分かったものじゃないですし。」
みずほさん「そうなんです。ただ、それに比例して指名は増えていきました。」
みずほさん「入店当初は30万円ほどだったお給料も、お客様の半分がリピーターさんになってくれたことで、月のお給料も100万円ほどに達していました。」
長岡「100万円!?風俗ってすごい…。」
みずほさん「裏で文句を言われているのは気になりましたが、そこに囚われ過ぎないようにして、仕事に打ち込むことにしました。」
自分の知らないところで知らない人が自分の評判書いたりしてるのなんて嫌ですよね。
テレビに出てるわけでもないのに。
勝手なことをする人がいるものですね。
そう考えるとテレビに出てる人たちのストレスってすごいんでしょうね。話が逸れました。
それにしたって『ありさん?』なんて掲示板で確認して本番してやろうだなんて考え方が気に食わないですね。
指名して直接聞けばいいじゃないですか。「本番お願いします!!」ってね。
風俗エステ、お店からの指令
みずほさん「入店して半年くらいたったころ、気づけば新人さんのレクチャーを任せてもらうくらいになっていました。」
みずほさん「新しく入る子を見ると、あの時の自分を思い出し、いつも新鮮な気持ちにさせてくれました。」
長岡「感慨深いですね。」
みずほさん「はい。一日の中で、お客様のところへお仕事に行ったり、新人さんにレクチャーをしたりするだけじゃなく、備品の補充もしたりと、スタッフ業務もするようになっていました。」
みずほさん「ランキングもずっと1位をキープしていて、安定した収入として毎月100万円程度はいただいていたかと思います。」
長岡「安定して毎月100万円…。」
みずほさん「(笑)。そんなある日、姉妹店でランキング1位の子と、ひょんなことから仲たがいになってしまいました。」
みずほさん「ランキングをいつも気にする彼女は、周りの子にどれだけ仕事が入ったかを把握したがるようになって、少し距離を置くようになりました。」
みずほさん「それが店長に伝わって、話は一転しました。」
長岡「一転というと…。」
みずほさん「私は新人さんへのレクチャーもしていたことから、仲の良い子もたくさんいたんです。」
みずほさん「でも、ランキング上位を狙う子も多いからか、あることないことの噂が広がっていたらしいんです。」
長岡「そういうとこ、嫌ですね。」
みずほさん「はい。それで、『一旦、系列のお店の大阪店に転籍してみては?』って言われました。」
みずほさん「何度か店長に直談判してみたんですけど、私がそのままのお店で残るという選択肢はなかったらしくて、結局大阪店に移籍することになりました。」
長岡「おかしいですよそんなの。移籍前のお店はどの辺りにあったんですか?」
みずほさん「京都ですね。祇園のあたりです。」
みずほさん「店長の話では、『数か月転籍したらまた戻ってきたらいいよ』てことだったんです。」
みずほさん「でも、それが事実上の左遷だって気づいた時には、移籍してから3か月くらい経っていました。」
長岡「酷い仕打ちですほんと。」
みずほさん「ですよね。『大阪店でもNo.1になれたら戻ってこい』っていう条件をクリアしたにも関わらず、一向に元のお店に戻る話が出てきませんでした。」
みずほさん「結果的に、大阪店にはそのあと半年ほど在籍しましたんですけど、コロナの影響でかなり暇になって、違うお店に移ることにしました。」
あまりに酷い。そうは思いませんか?
どうしてみずほさんが左遷されないといけないんですか?
必死にお仕事をしてランキングを上り詰めたら、下から足を引きずり降ろされて、挙句の果てに左遷ですよ。
左遷先でもトップになってしまうみずほさんもすごいです。
才能と努力を兼ね備えていたんでしょうね。
まとめ
【後編】だし終わると思っていたんじゃないですか?
終われませんでした。ごめんなさい。
キリが良かったんです。本当です。
最後まで書ききると絶対に長くなってしまうんです…。
「記事数稼ぎではない」と、胸を張って言わせてください。
【中編】のまとめでも書きましたけど、記事長すぎると最後まで読んでもらえないじゃないですか。
ですよね?
だから、ちょうど胸糞の悪いところで終わりにしました。
長さ的にもちょうどよかったので。
続き、気になりませんか?気になりますよね?
大丈夫です。すぐに投稿します。
あと、次で確実に終わらせます。
まとめ書くの楽しいですね。
やっぱり僕は文章を書くのが好きなのかもしれませんね。
好き勝手な文章を好き勝手に書きます。
関連記事にエッセイも載せておくのでぜひ読んでみてくださいね。
それよりみずほさんの行く末でした。
次で絶対に終わらせますので。楽しみにしていてください。