【後編】生活のため、バイト代わりに風俗やってみた体験談

※この記事は、【前編】【中編】をご覧になっていただいてからお読みいただくことをお勧めいたします。
中編を投稿してから1週間以上経ってしまいました。お待たせいたしました。
中編を投稿する時も「前編を投稿してから3週間ほど経ってしまいました。お待たせいたしました。」とか抜かしていたのに。
大変ごめんなさいという気持ちです。
ともちんさん(仮名)の体験談、後編ですね。
ちゃんと後編で終わりますので(予定)、ご安心ください。
一応中編までのおさらいをさせていただきます。
ボロアパートから引っ越すためにお金を稼ぎたくて、デリヘルを始めたともちんさん。
デリヘルでコース料金のみで本番に応じてしまっていましたね。
そんな中、デリヘル勤務は内緒にしていたのに、お子さん経由で旦那さんにバレてしまいました。
それがきっかけで風俗から引退することになりました。
が、「やっぱり風俗だよな!」と思ったともちんさん。
「どうせ本番強要されるならもうソープでいいや」と、ソープに応募したところで中編は終わっていました。
さて、その続きから後編となりますので。なにとぞ。
ソープの仕事ってどんな感じ?
長岡「ソープのお店に応募した時の決め手とかってあったんですか?」
ともちんさん「そうですね。なんか求人見てたら、他のソープの値段より良さそうだったのでそこにしました」
長岡「値段だけですか?」
ともちんさん「値段だけですね(笑)」
長岡「大事ですもんね(笑)」
長岡「ソープとデリヘルでは勝手が違うと思います。『面接の次の日にはお客さんの対応をしていた』っていうことでしたけど、レクチャーなんかはあったりしたんですか?」
ともちんさん「あってないようなものでしたね」
ともちんさん「デリヘルの時は、部屋とロッカーが共有だったので、『盗難とかあるから気を付けて』ってそこで仲良かった子に教えてもらいました」
ともちんさん「ソープでは個室が決まっていて、『こういう風にするんだよ』ってそこで働いている女の人が指導してくれました」
ともちんさん「あとは、『ローションとゴムは店長に言ってね』って説明されたくらいで、他の事はお客様が教えてくれました」
長岡「本当にあってないようなものですね…」
ともちんさん「ですね(笑)」
ともちんさん「で、他の子はギャル系でシャツを着ていたんですけど、私は黒髪で背が低かったからか、セーラー服にハイソックスでした(笑)」
長岡「他の女性とは違かったんですね。当時の容姿ってもう少し詳しく教えてもらえますか?」
ともちんさん「身長は148cmで、髪は黒でボブだったと思います。良く言えばMEGUMIとか相澤仁美です。これは元カレに言われたことがあります(笑)」
ともちんさん「悪く言えば光浦康子ですかね。メガネかけてたので」
長岡「なるほど。ありがとうございます」
ともちんさん「次の日、スタッフさんから『ともちんさんをホームページに載せたら予約がたくさん来るようになったよ。おじさん初めて』って嬉しそうに言われました(笑)」
長岡「それは嬉しいですね!ビジュアルがいいってことですもんね」
ともちんさん「そうだと嬉しいです(笑)」
もっといろいろ教えてくれないと不安じゃないですか?
デリヘル経験者だから大丈夫だろうって感じだったんですかね?
「他の事はお客様が教えてくれました」って、ほとんどお客様に教わってますよね?
僕なら不安で「いやいや」って突っ込んじゃいそうですけど…
ともちんさん適応力高いですね。
ご自身は謙遜されてましたけど、「おじさん初めて」ってスタッフさんに言わせるくらい予約が来たってことは、かなりビジュアルよかったってことですよね。
ソープのお客さん①
長岡「ソープで印象に残っているお客さんとかっていましたか?」
ともちんさん「いましたいました。部屋に入るなりディープキスしてきてそのままベッドに押し倒されそうになったので、なんとか身体を洗わせてから本番にさせました」
ともちんさん「本番は当然ゴムをつけないといけないんですけど、その人、おっさんっていうかもうじいちゃんだったんですけど、そのじいちゃんは嫌がって」
ともちんさん「結局、生ですることになってしまって。そしたら段々動きが速くなってきたので、『中はダメですよ』って言ったんです」
ともちんさん「そしたら『なんでダメなの?普通は中に出すでしょ』ってキレられました…」
長岡「なんでキレられなきゃいけないんですか!?おかしいじゃないですか!?」
ともちんさん「そうなんですよね…。必死に阻止したので中には出されずに済んだんですけど、そのじいちゃんが一番きつかったですね」
長岡「阻止できてよかったです…。なんて勝手な…。ゴム無しもダメだし、そもそもいきなりディープキスするのもダメですよね」
ともちんさん「そうなんですよ。あんなじいちゃんはもうこりごりです」
逆ギレもはなはだしくないですか?
聞いてるだけでイライラしてきましたもの。
ともちんさんが中出し阻止できて本当によかったとおもいましたね。
そういう横暴なお客さんって年齢なんて関係ないんでしょうね。
きっとそのじいちゃん、若いころからずっと横暴だったんじゃないでしょうか。
勝手な推測ですけど。ごめんなさい。
こういうお客さんもいるみたいなので、これから目指す女性には充分気を付けてほしいですね。
ソープのお客さん②
ともちんさん「あと、ガタイがいいお客さんに、『なんかスポーツしてるんですか?』って聞いたことがあったんですけど、『してないよ』って言うんです」
ともちんさん「でも明らかに何かしてそうな感じだったので、『けど一般人の体型じゃないですよね?』って聞いたら、『キックボクシングしてる』って教えてくれました」
長岡「なんで一回嘘ついたんですかね…」
ともちんさん「謎ですよね(笑)」
ともちんさん「びっくりしたのが、『どうせ擦れるから』っていう理由で、あそこの毛を全部剃ってたことですね」
長岡「それ、『なんでツルツルなんですか?』って聞かれた時にもキックボクシングのこと答えることになりますよね。ますます嘘ついた意味がわからない…」
ともちんさん「そうなんですよ(笑)」
訳の分からない嘘つくお客さんもたくさんいるんでしょうね。
そのお客さんからしたら意味のある嘘だったのかもしれませんけど。
僕がキックボクシングのお客さんの対応してたとしたら、理解できなさすぎて倒れていたかもしれませんね。
一発目の質問で「キックボクシングしてます」って言ってればよかっただけですよね!?
なんで「してないよ」なんて嘘ついたんですか!?
おかしくなりそうですよ!!
取り乱しました。
ソープのお客さん③
ともちんさん「あとは、初出勤の日、出勤した瞬間に指名が入ったんですね」
ともちんさん「部屋にいったら20代前半の若い男性がいて、その日真夏だったので、汗だらだら流しながら『すみません、今来たばかりなんです』って部屋のクーラーつけた記憶があります(笑)」
長岡「ちょっと恥ずかしいですね(笑)」
ともちんさん「そうなんです(笑)」
ともちんさん「そのお客さんから『僕こういう所初めてなんです』って言われて。『すみません、私も今日からなんでよく分からないんで』って言ったらびっくりされました(笑)」
長岡「ソープで最初のお客さんが風俗初めての男性だったんですね(笑)お互い困っちゃいますね(笑)」
ともちんさん「そうなんです(笑)」
ともちんさん「お互いによく分からないまま身体を洗って本番しました(笑)」
ともちんさん「けど、『ゴム付きだといけない』って言われたので、『中に出さなければ生で大丈夫ですよ』って伝えると、『もちろん中に出しません』って言われて生でしました(笑)」
ともちんさん「無事昇天してました(笑)」
長岡「え!中にですか!?」
ともちんさん「いや、いく寸前に抜いて、口で受け止めた感じでしたね(笑)」
長岡「よかったです(笑)安心しました(笑)」
ともちんさん、そんなホイホイ生でさせちゃっていいんですか?
ソープってそういうところなんですか?
僕にはわかりませんけども…
でもそんなに簡単に生でさせてはいけないような気がします。
中に出されたらたまりませんし、出されてからじゃ遅いですからね…
ソープの研修
ともちんさん「で、何日かしてマットの研修を受けました」
長岡「研修あったんですね。よかったです」
ともちんさん「はい。教えてくれたのは、いかにもギャルって感じの子で、最初はかなりビビってました(笑)」
ともちんさん「でも思いのほか優しくて、『人を見た目で判断したらダメだな』って改めて思いましたね」
長岡「仰る通りで。ギャルっぽい感じの女性がかなりしっかりした考え方してるってありますよね。わかります」
ともちんさん「そうなんですよね」
ともちんさん「教えてもらったことの中では、ローションを良い感じに作るのが難しくて大変だった記憶があります」
「人を見た目で判断してはいけない」っていうのは本当にそうですよね。
僕にも同じような経験があります。
逆に、「内面は外見に現れる」みたいな話もありますよね。
だから、初めましての人と接する時は注意しなきゃいけないですよね。
安直に判断してもいけないし、構えすぎるのもよくないですし。
難しいところです。長岡は対人スキルめちゃめちゃ低いので。なおさら。
ソープってデリヘルより稼げる?
長岡「やっぱりソープは稼げるんですか?」
ともちんさん「そうですね。お金はデリヘルよりはるかに良かったです」
ともちんさん「でも、予約した人が優先やから、どうしても断れないって言われて対応せざるを得ないことがあったんです」
ともちんさん「そしたら、事前に店長に伝えておいた時間よりも、帰るのが2時間も遅くなっっちゃって。旦那には残業って誤魔化せたんですけど、子供のお迎えもあったし、精神的に無理やなと思ってシフト入れないようになりました」
長岡「思っていたより時間に融通がきかなかったんですね。旦那さんにはもうやらないって言ってしまってますし、バレるわけにはいかないですもんね」
ともちんさん「そうなんです」
長岡「デリヘルとソープのそれぞれの手取り、稼げた金額って教えてもらえますか?」
ともちんさん「デリヘルは、確か1日6時間働いて5,000円から10,000円くらいだったと思います」
ともちんさん「ソープは1日6時間で30,000から40,000円くらいでしたね」
長岡「ソープはそんなに跳ね上がるんですね!」
ともちんさん「そうなんですよ。抵抗なければデリヘルよりソープですね」
長岡「シフト入れないようにしてからは、風俗業界にはかかわっていないんですか?」
ともちんさん「全然かかわってないですね。平日は仕事で、土日は子供が家にいるので。」
ともちんさん「子供ももう中学生と小学校高学年なので、ペラペラしゃべられても困りますし(笑)」
長岡「たしかに、お子さん多感な時期ですね」
ともちんさん「そうなんです。働きたい気持ちはあるんですけど、今はもうぽっちゃり体型になってしまったので働けないっていうのもあります(笑)」
長岡「なるほど(笑)ありがとうございました!」
ソープが高いのは納得できましたけど、デリヘルが低くないですか?
6時間で5,000円から10,000円くらいって、もっともらってしかるべきだと思うんですけれどもね…
でもそれだけソープが高いっていうのは、リスクもありますよね。
ともちんさんのお話の中だけでも、ゴム無しを求めてきたお客さんが1人じゃなかったですしね。
黙ってゴム付けとけって思っちゃいますけどね。
まとめ
ともちんさん編、終了です!
いかがでしたでしょうか。
前編から後編までだいぶ時間が経ってしまいましたが、ぜひみなさんにも3編通して読んでいただきたいインタビュー記事になったかなと思います。
ボロアパートからの脱出を目的に風俗業界に足を踏み入れたともちんさん。
既婚でお子さんもいらっしゃって、今はもう体型に自信が無くて風俗では働けないとのことでしたが、幸せになっていてほしいなと思いますね。
お話を聞いている感じだと、風俗にあんまり抵抗感がないように感じました。
早く終わらせたいからって理由で本番OKにしちゃってましたし。しかもコース料金のみで。
これから風俗業界に挑戦しようか考えている女性のためになる記事になるんじゃないかなと思います。
いろんなお客さんがいるみたいですからね。
実際に働く前に、「こういう仕事なんだ」「こういう嫌なことがあるんだ」っていうのが、ともちんさんのご経験を通じて伝わっていれば幸いです。
長岡でした。