【後編】大学生が1回のパパ活で30万円以上稼いだ体験談

※この記事は、前編をご覧になっていただいてからお読みいただくことをお勧めいたします。
前回、初めてのパパ活での失敗を経て、良質なパパを見つけることに成功したMさん。
今回の記事では、そんなMさんのその後に迫ります。
Mさんは、パパからどれだけのお手当てを引き出せたのでしょうか。それとも…
パパ活女子にとっての「理想のパパ」
長岡「良い意味で話が盛り上がらないというのはよくわかりませんが、お小遣いがもらえるんであればそんなの気になりませんよね(笑)」
Mさん「でも、会わない日に送られてくるパパからのメールの内容はけっこう面白くて、愉快な人だなぁと感じていました。」
Mさん「友だちと喧嘩してしまった時の話なんかをメールしたら、親身になってメッセージをくれたりもしましたね。」
長岡「いいパパですね。下心を疑ってしまいそうですが。」
Mさん「(笑)。後日、また会った時に、『ごはん、何がいい?』と聞かれたので、『中華とか食べてみたいなぁ』って答えたんです。そしたら、有名な超高級中華料理店に連れてってくれました。さすがの私もびっくりです。」
長岡「さすがの僕もびっくりです。パパ活女子の理想みたいなパパですね。」
Mさん「はい。恐縮してしまったんですが、『いいんだよ、君へのご褒美』と言って、バッグのほかにアクセサリーも買ってくれて、とてもいい思いをさせてくれたパパでした。」
Mさん「そのパパはいつも、『長い間、娘に無視されている』と言っていました。私は、そんなパパに喜んでもらえるように、無邪気な娘を演じるようになっていました。」
Mさん「『パパ活で娘と話している気分になれて嬉しい』とおっしゃってくれて、それはなんだか私も嬉しかったです。」
体の関係無しにお小遣いが欲しいMさん。お金は持っていても、長い間、実の娘に無視をされて寂しい思いをしているパパさん。
お互いの利害が一致してとても良い関係性を築くことができていたんですね。
「パパ活」というと男女どちらの側もガツガツしていて静かな勝負が繰り広げられているようなイメージを勝手に持っていましたが、Mさんとこのパパさんのような関係は、切なくもありますが素敵ですよね。
パパ活を辞めた理由
Mさん「そんな私がパパ活を辞めた理由は、大学を卒業する時期になったからです。パパ活していた人たちと万が一仕事で再会なんて絶対嫌です。」
長岡「たしかに。おっしゃる通りで。」
Mさん「あくまで大学生でお金がなかったからであって、だからこそ始めた副業みたいなものです。大学卒業に合わせて辞めちゃいました。」
Mさん「パパの連絡先も削除しました。アプリも削除し、LINEもブロックして、Twitterも削除して、今私が何をしているか、わからないようにしました。『また会わない?』なんて連絡が来ても困ります。」
長岡「徹底してますね。」
大学卒業、就職を機にきっぱりとパパ活と縁を切ったMさん。
パパ活で大金を稼げていたのに、お金よりもそれ以上のデメリットを考えて辞められる意思の強さに脱帽です。
仮に僕がMさんだったとしたなら、そんなにきっぱりとパパ活から離れられるでしょうか。無理でしょうね。
普通に就職すればきっとパパ活よりもお給料は少なく感じてしまうでしょうし、離れることができても、きっとまたパパ活に手を出してしまうんじゃないかと僕は思ったのでした。
パパ活で成功するコツ
Mさん「パパ活をしたことで、美人でもなかった私が、たくさんのお金を稼ぐことができました。」
Mさん「それができたのは、より良いパパに選んでもらえるように、プロフィール写真の自撮りをかなり頑張って撮影したからです。」
長岡「自撮りが最重要なんですね。マッチングアプリとか出会い系サイトとかと同じですね。」
Mさん「そうですね。パパ活はすぐに現金収入になりますし、タダで外食ができるので、とてもいいです。パパ活は、娘と変わらないような年齢の女の子が、お父さんと変わらないような世代の男性と、カラオケをしたりボウリングをしたり食事をしたりして、楽しい時間を過ごして、その時間と引き換えにパパからお金を貰うというシステムです。」
Mさん「でも、20歳の私がの金回りがあまりにもよかったので、不信に思った母親からこっぴどく問いつめられました。」
長岡「でしょうね(笑)。Mさんの本物の方のパパの立場になって考えると大変複雑です…。」
「パパ活のコツはプロフィール写真」、パパ活女子のみなさん、参考になりますね。
いろんなパパ候補との相性もあるでしょうから、パパ候補の選定はやはり運要素がかなり強いように見受けられますね。
僕はお金を持っていてもパパになりたいとは思いませんでした。
パパ活女子に伝えたいこと
長岡「お母さんからは、かなりきつめに詰められたんじゃないですか?」
Mさん「そうれはもう…。誕生日プレゼントに30万のバッグを買ってもらいましたから、そのバッグを見て驚いた母親に、怒鳴り散らされましたね。」
Mさん「でも、もっと驚いたのは、実のパパの態度でした。実のパパは、ねっころがってテレビを見ながら『ふーん、相手は何歳?何してる人?何買ってもらったの?』と、驚きもせず聞いてきて、淡々と無関心にテレビを見続けていました。しかもなんだか、少し喜んでいるみたいでした。」
長岡「実のパパの方が激怒しそうなものですけど…。あんまり干渉してこないタイプのお父さんなんですね。」
Mさん「いえ、きっと実のパパも、外で誰かのパパをしていたんだと思います。」
長岡「なんと…。」
Mさん「(笑)。パパ活では、変なパパを選んでしまうと体の関係を求めてくることもあるので、気を付けた方がいいです。」
Mさん「でも、パパ活をしているパパは基本的に、経験もあって包容力もあって、人間的にもできていて、その上お金も持っているんです。」
Mさん「その弊害として、パパ活をしている女子大生にとっては、20代の男の子なんて頼りなく思えてしまうようになるんです。交際してもつまらないから、お金のない若い男の子となんて、物足りなくて付き合えなくなります。」
実のパパも外で他の誰かのパパをしていたなんて…。
実のパパの気持ちをお察しした僕の気持ちを返してほしい気分です。
ということは、Mさんのご家庭もそれなりにお金があるってことになりますよね。
なんというか、なんというか…。
まとめ
Mさんのパパ活エピソードはこれでおしまいです。
駆け出しのパパ活女子のみなさん、これからパパ活女子を目指そうというみなさん、少しでも参考になったでしょうか。
良質なパパに巡り合うためには、運だけではなくしっかりとした努力も必要であることがわかりましたね。
パパ活の沼にハマっていってしまうことのなかったMさんはきっと強い女性だったんでしょうね。気持ちが弱いと、「パパ活だけじゃ物足りない。もっとお金が欲しい…!」そうなってしまえば、なんとなくその先の想像はできますよね。
なんといっても僕がショックだったのは実のパパの反応です。まさか実のパパも外で別の女の子のパパをしていたなんて、みなさんは予想できたでしょうか。
実のパパが本当に外でパパをしていたのかはあくまでMさんの憶測であり、真実はわかりませんが、あの反応はおそらくそういうことなんでしょうね。
「同年代の異性はつまらないもの」と感じてしまうのもなかなかの弊害ですよね。得るお金と引き換えの代償が見合うかどうかは、人それぞれではありますが。
今回のMさんへのインタビューは、僕にとっても、パパ活女子のみなさんにとっても、大変有意義な体験談の共有になったのではないでしょうか。
引き続き、パパ活だけでなく、様々な体験談、お待ちしております。