【前編】現役チャットレディが語る!チャットレディのメリット・デメリットとは?

今回インタビューさせていただいたのは、現役チャットレディとしてご活躍中の大和あずき(仮名)さん(以下、あずきさん)。
チャットレディのいろはについて、レクチャーしていただきました。
チャットレディに興味をお持ちの女性、必見です!
Contents
現役チャットレディとチャットトレーナー
長岡「あずきさんは現役チャットレディとのことですが、チャットトレーナーでもあるんでしたよね?」
あずきさん「はい。そうです。」
長岡「『チャットトレーナー』というのは、新人のチャットレディさんに対して指導をするポジションという認識で間違いないですか?」
あずきさん「そうですね、現在は5名ほどのトレーニングを担当しています。」
長岡「すごいですね。チャットレディについて知り尽くしているわけですね。」
長岡「それでは、現在はプレイヤーとしてのチャットレディと、チャットトレーナーとしての収入で生計を立てていらっしゃるんですか?」
あずきさん「以前はチャットレディをメインにやっていましたが、今は抑え気味にやってます。チャットトレーナーはアルバイトで時々で、あとは時間があるときに在宅ライターをやってます。」
長岡「なるほど。ということは、その3つ以外にも本業があるんですか?」
あずきさん「いえ、チャットレディを始めたころは『本業+チャットレディ』だったんですけど、無理になるので本業はやめてチャットだけにしました。」
あずきさん「本業と言ってもアルバイトですけど…。」
長岡「そうなんですね。ということは、チャットレディとチャットトレーナーだけで生活できるだけのお金は稼げていることになりますね。すごいです。」
現役チャットレディでありながら、チャットトレーナーとしてもご活躍中のあずきさん。
チャットレディに興味をお持ちの女性には貴重な記事ではないですか?僕はそう思いますがいかがですか?
チャットレディってそんなに稼げるものなんですね。びっくりです。
まずはあずきさんの現在の状況についてお伺いしました。
次から本題に移ります。
チャットレディの仕事内容
長岡「そもそもで申し訳ないんですが、チャットレディの具体的な仕事内容について教えてもらえますか?」
あずきさん「チャットレディは、パソコンとかスマホのカメラを使って、リアルタイム配信で男性とネット上でコミュニケーションを取るお仕事です。」
あずきさん「『ノンアダルト』と『アダルト』に分けられていて、それぞれでできることが違います。」
この辺りは、この記事をご覧になっている方であれば既にご承知済みといったところでしょうか。
僕は風俗は利用したことがありませんが、実は一時期アダルトチャットを利用していたことがあります。
お金が吸い取られているようですぐに離れてしまいましたが。
「リアルタイムでコミュニケーションが取れる」っていうのがなかなか魅力的なんですよね。
チャットレディのデメリット
長岡「それでは、まずはチャットレディをやっていく上でのデメリットについて教えていただきたいと思います。」
あずきさん「はい。まず前提として、どんな仕事にもデメリットはあって、チャットレディだけではないですよっていうのはお伝えしたいです。」
あずきさん「その上で、現役チャットレディとして私が感じるチャットレディのデメリットはこんな感じです。」
- 精神的ストレス
- 顔や身元の流出、個人情報流出の不安
- 収入(時給)が不安定
- 仕事自体の社会的イメージが悪い
- 男性会員にスクリーンショットされる不安
あずきさん「先ほども言った通り、チャットレディ以外の仕事にも必ずデメリットはあるものです。」
長岡「おっしゃる通りですね。」
あずきさん「なので、『デメリットばかりならやめよう』と考えるのではなく、デメリットとメリットをしっかり把握した上で、チャットレディが自分に合っているのかどうかを考えてほしいです。」
みなさん、あずきさんのおっしゃりたいことはわかりますよね。
デメリットのない仕事はない。「No デメリット No ワーク」といったところでしょうか。合ってますか?間違っていたらすみません。
あずきさんに挙げていただいたデメリットですが、5番以外は性産業に共通しているデメリットのような気もします。
各項目について、深堀りさせていただきましょう。
精神的ストレス
あずきさん「言ってしまえば、チャットレディも『接客業』です。」
あずきさん「ホスピタリティ業界で働いた経験のある女性はやりがいがあることを知っていますが、非常にストレスがたまる仕事です。」
長岡「接客業はやっぱりそうですよね。」
あずきさん「はい。男性に直接的にサービスを提供しているキャバクラやスナック、バーでは、男性客に理不尽なことを言われることがあったり、失礼な態度をとられたり、理不尽な要求をされたりします。」
あずきさん「その点、チャットレディは利用者(男性会員)の目の前で接客することはないので、比較的ストレスフリーです。」
あずきさん「キャバクラやスナック未経験の女性は、精神的ストレスを考えればチャットレディはおすすめです。」
長岡「今のところメリットっぽいですね?」
あずきさん「そうですね(笑)。ただ、やっぱり仕事自体はキャバクラやスナックに似ています。」
あずきさん「チャットやメールでは直接話さないから嫌な思いをすることもありますが、対処法を学べば気にならなくなります。」
長岡「なるほど。」
あずきさん「ストレスや嫌悪感を覚えることが多かった男性客の特徴をいくつか紹介したいと思います。」
- ノンアダルト向けチャットでアダルト向けの言動を要求する男性会員(例:『早く脱げ』)
- アダルトチャットでルール違反となるきわどい行為を要求する男性会員(例:『どんな毛してるんだ?』)
- 他のチャットレディと比べて批判する男性会員(例:『みんなやってるのになんでしないんだ?』)
- 恋愛対象として見てくる男性会員
- 説教をしてくる男性会員(例:『そんなんじゃ男はみんな逃げていくよ』)
あずきさん「さほどストレスは感じませんでしたが、最初に困ったのは、男性会員から恋愛対象として見られることです。」
長岡「男性として、男性の気持ちはわかってしまいますね…。」
あずきさん「(笑)。自分のことを恋愛対象として見てくる男性は、最初は扱いに苦労しますが、慣れてくるとある程度コントロールできるようになります。」
あずきさん「上手に使いこなせるようになると、自分に恋をしている間はチャットを利用する頻度が高く、安定した収入につながります。」
長岡「ビジネスですね(笑)。」
あずきさん「ですね(笑)。次にストレスフルな男性会員は、説教をしてくる男性会員です。」
あずきさん「これは、チャットレディとしての仕事に対する批判をしてくる男性のことです。」
あずきさん「『こんな仕事して恥ずかしくないの?』『きちんとした仕事をした方がいい』みたいなチャットやコメントを送ってくる男性がいます。」
あずきさん「でも、仕事に対するイメージとか価値観って人それぞれじゃないですか。」
あずきさん「気にしても仕方がないので、そういう人に出会ったら、『叱るのが趣味な人なんだな』と思っていれば気が楽になります。」
長岡「いかに受け流せるかのスキルですね。」
あずきさん「そうです。特にストレスを感じるのは、アダルトチャットでルール違反となるきわどい行為を要求する男性会員です。」
あずきさん「あまりにもしつこく違反行為にあたる行為を求めてくる場合は、運営事務局に相談の上、対処してもらうことができます。」
長岡「やっぱり、中にはそういう男性も当然いますよね。アダルトだと特に。」
あずきさん「そうなんです。違反だと分かっていても、『絶対にバレないように』って要求してくるユーザーが非常に多いです。」
あずきさん「いま挙げたようなストレスフルな男性会員に備えて、対策やテクニックを磨いていくといいと思います。」
あずきさん「『生きるための収入源!お金のため!』って割り切るのも大事です。心が軽くなりますし、モチベーションも維持できます。」
「精神的ストレス」のインタビュー部分の長さからもお分かりのとおり、相当なストレスがたまる様ですね。
あずきさん、止まりませんでした(笑)。
「チャットレディのデメリット、強くない?」とインタビューしながら感じてしまった長岡でした(笑)。
顔や身元の流出、個人情報流出の不安
あずきさん「知人に知られたり、男性会員(他のユーザー)に個人情報が知られるのではないかという不安は常にありました。」
あずきさん「これは気を付けないといけませんが、チャットレディには外見を晒すタイプとそうでないタイプの2種類があるので、万全を期すのであれば、外見を晒さずにやることもできます。」
これは僕もデメリットに感じますが、他の性産業にも言えるように対策のしようがないですよね。
バレてしまう時はバレてしまいますし、ウィッグをつけたり、待機中は顔を晒さないなど、できる範囲で最大限バレないよう努力するしかなさそうです。
収入(時給)が不安定
あずきさん「一定数の顧客を獲得できるまでが大変です。」
長岡「これも、風俗系など他の性産業にも共通して言えることですよね。」
めちゃめちゃ短いです。
「お客さんを取る」という形態のお仕事である以上、これは仕方のないことですよね。
正直、ご時世も考えると性産業だけのデメリットとも言えない気がします。
それこそ経営が立ちいかなくなってしまった飲食店は数えきれないでしょうし、メディアに取り上げられることのない業界でも苦戦を強いられているのかもしれません。
社会的イメージの低下
あずきさん「これはもう割り切るしかないですね(笑)。」
長岡「これも、風俗系など他の性産業にも(略)」
めちゃめちゃ短いです(2度目)。
インタビューを続けている中で、風俗系や性産業というのは本当に大変なお仕事だなというのは心の底から感じています。
だからこそお金を稼げるわけですし、それは正当な対価だとも思っています。
むしろもっと稼げていてもいいと思っています。
社会的イメージは低下するかもしれませんが、僕的イメージは低下していません。
男性会員(ユーザー)にスクリーンショットされる不安
あずきさん「チャットレディなら、『画像や動画が流出する恐れがある』という不安は今ではほとんどないと考えていいと思います。」
長岡「そうなんですか?」
あずきさん「はい。情報漏洩については、インターネット犯罪の取締りが強化されたこともあって、チャットレディの録画映像が流出する事案は大幅に減少しているんです。」
長岡「流出映像みたいなもの、見たことありますが、今は減少してるんですね。それは心強いです。」
あずきさん「はい。スクリーンショットの対策はいくつかあって、それらを実践すればスクリーンショットされるリスクを減らすことが可能です。」
有効なスクリーンショット対策
- 公演中は顔を出さない
- プロフィール写真から自分を認識できないように見た目を変えたり、画像を加工したりする
- チャット画面に日付が見えるようにカレンダーを設置
あずきさん「男性会員はチャット画面のスクリーンショットを撮って楽しんでいます。」
あずきさん「なので、アダルト公演中はほとんどスクリーンショットされていると思っていいです。」
あずきさん「ノンアダルトのチャットはアダルトのチャットよりもスクリーンショットをされる可能性は低くなるので、心配な場合は、まずはノンアダルトにチャレンジすることをお勧めします。」
あずきさん「ただ、アダルトチャットでも、体や顔が露出するリスクを軽減するため、顔を隠して講演することもできます。」
あずきさん「スクリーンショット問題に関しては、しっかりと対策をして、自分の身を守りながら作業することを心がけることが最も重要です。」
あずきさんのひとりごとみたいになってしまいました。僕はただ相槌を打つことしかできませんでした。
僕としてはスクリーンショットというか盗撮されるのが一番嫌かなと思いますが、いかがでしょうか。
流出とか絶対嫌ですもんね。
これからチャットレディに挑戦される女性は、あずきさんのアドバイスを参考にして、しっかり対策をしていただきたいと思います。
まとめ
記事を書きながらなんとなくわかってはいましたが、デメリットだけでいっぱいいっぱいになってしまいました。
メリットはまた別記事で投稿したいと思います(笑)。
しかし、「精神的ストレス」を語るあずきさんの熱量はすごかったですねほんと。
盗撮よりも身バレよりもなによりも、精神的ストレスでしたね。
5つ挙げられたデメリットの1番上に来ていることからもそのストレスの大きさがうかがえますよね(笑)。
チャットレディに興味をお持ちのみなさん、ちゃんとメリットの方の記事も投稿するので、どうかこの記事だけでチャットレディへの興味を失わないでください。あずきさんに代わって、長岡からのお願いです。