【前編】パパ活、大人の関係無しでも稼げた体験談

今回インタビューさせていただいたのは、当時20歳だったというみささん(仮名)。
みささんが初めてパパ活に挑戦した時の体験談を伺いました。
お金を稼ぎたい
長岡「よろしくお願いします。」
みささん「よろしくお願いします。」
長岡「初めてのパパ活が20歳ってことだったと思うんですけど、当時は大学生ですか?社会人ですか?」
みささん「大学生でした。ごく普通な大学に通う20歳でしたね。」
みささん「ただ、私の家庭は少し貧乏だったので、学費は奨学金でまかなって、それ以外の家賃とか光熱費はバイト代でなんとかしてました。」
長岡「なるほど。バイト無しでは生活ができない状況だったんですね。」
みささん「はい。でも田舎だったので、普通のバイトでは時給が低くて、あんまり稼げてませんでした。」
みささん「なので、友達と遊んだり服を買ったりするお金はほとんどありませんでした。」
長岡「大学生なのに遊べないのはつらいですよね。わかります。」
みささん「はい。なので、何か効率よくお金を稼げる方法がないか考え始めてたんです。」
僕も田舎の大学に通っていたのでみささんの気持ちはわかります。
僕がバイトしていたところは、時給900円代前半だった記憶があります。
仕事は割と楽でよかったんですけど、毎日「時給低いなあ」と思っていました。
2022年の東京都の最低賃金を調べたところ、1,072円でした。なんと…。
パパ活したい!
みささん「ちょうどその頃、私の友達の先輩がパパ活アプリをしているという話を聞きました。」
みささん「遊ぶお金が欲しかった私は、パパ活について詳しく知りたいと思って、友達からその先輩の話を詳しく聞いたり、自分でパパ活について調べたりしました。」
長岡「ちょっと本筋からはそれるんですけど、みささんとそのご友人はどういうご関係なんですか?」
みささん「同じ学部の友達ですね。授業でたまたま隣の席になって話すようになりました。」
長岡「なるほど。そのご友人と先輩がどういったご関係かっていうのは、みささんはご存じなんですか?」
みささん「友達とその先輩は研究室が一緒でしたね。それで仲良くなって、パパ活とか夜の仕事についても話すようになったって聞きました。」
長岡「なるほど。ありがとうございます。」
みささん「いえいえ。それで、その先輩は『paters』とか『Paddy67』っていうアプリでパパになってくれる人を探していることを教えてもらいました。」
みささん「ご飯に付き合うだけで1万円もらって、たまにお買い物をしてブランド品を買ってもらっているらしいっていうことも聞きました。」
長岡「みささんからしたらかなり羨ましい話ですよね。」
みささん「はい。ただ、大人の関係でお金をもらうこともあったそうで、具体的な数字はわからなかったんですけど、それなりのお金をもらっているんだろうって聞きました。」
長岡「ご飯だけで1万円なら、大人の関係なんて相当もらってそうですよね。」
みささん「はい。それで自分で調べてみたら、ご飯は1~2万、大人の関係は3~5万がもらえるとの情報が大体のサイトに書いてありました。」
みささん「当時私がしていたバイトは4.5時間で4,500円の給与だったので、男性と食事をするだけで1万円もらえるなんて、かなり魅力的に感じました。」
長岡「やっぱり大人の関係はかなりもらえるんですね。」
長岡「時給換算で1,000円てことだと思うんですけど、バイトの月収はどれくらいだったんですか?」
みささん「そうみたいでした。時給1,000円で、週3くらいで入っていて、月収にすると手取りで5~6万円だったと思います。」
みささん「でも寮に住んでいたので、家賃は2万円もかからなかったのが助かりましたね。」
長岡「寮ってそんなに安いんですね。それでも手取り5~6万円から2万円が家賃に消えるのは痛いですね。」
みささん「そうなんです。だから、自分もパパ活をしたいと思うようになりました。」
みささんご自身は、「遊ぶ金欲しさに」と言っていましたけど、実際には結構生活が困窮されてますよね。
バイトに週3しか入れないのは授業の関係とかもあるんでしょうけど、家賃で2万円取られて光熱費も支払ったら、もう食費分くらいしか残らないですよね。
そう考えると、遊ぶためというよりも、もう少し生活にゆとりを持たせたかったんでしょうね。
そんな境遇を聞いたら支援したくなるパパなんてたくさんいそうですけど、どうなんでしょうか。
初めてのパパ活、登録してみたら
みささん「さすがに、自分の父親と同じくらい年が離れている人と大人の関係を持つのは厳しいと思っていました。」
みささん「なので、少なくとも何度かは食事だけにして、もっとお金が欲しいと感じたら大人の関係も考えようかな、ってその時は考えていました。」
長岡「それが普通の感覚ですよね。でももう既に大人の関係も視野に入れてたんですね。」
みささん「はい。でもすぐには無理だなと思ってました。」
みささん「マッチングアプリは以前利用したことがあったんですけど、今回はお金をもらうための活動だったので、登録する時は少し緊張しました。」
みささん「それに、ちょうどパパ活が流行りだした時期でもあったので、競争率が高いっていうのもネットで見ていました。」
みささん「なので、本当に自分でもパパになってくれる人を探せるのか、不安がありました。」
長岡「パパ活がネットだけじゃなくテレビとかでも取り上げられだした頃だったんですね。」
みささん「はい。なので、少しでも早くパパを見つけたいと思って、自分が一番よく映っている写真をプロフィール写真に選びました。」
長岡「写真以外に、プロフィールで意識したこととか工夫したことって覚えてますか?」
みささん「そうですね…。将来の夢のために努力しているってこととか、趣味・性格なんかは詳しく書いたと思います。」
みささん「それと、お金に関することは書かなかったですね。あくまでも『素敵な方と出会いたい』っていうのをアピールしてました。」
長岡「なるほど。じゃあ、プロフィールは結構充実した感じになってそうですね。」
長岡「お金のことはたしかに最初から書くのは良くなさそうです。」
みささん「私もそう思いました。プロフィールが出来上がったら、自分から積極的に『いいね』を送りました。」
みささん「そうしたら、思っていたよりもたくさんの男性から返事がきました。男性の方から『いいね』をくれることもあって驚きました。」
長岡「幸先良いですね。写真とプロフィールが効果的だったんでしょうね。」
長岡「ちなみに、当時のみささんの容姿はどんな感じだったんですか?」
みささん「容姿は、友達からですけど、YouTuberのななこさんという人に似ているって言われたことがあります。」
長岡「そうなんですね。ちょっと存じ上げないので、後で調べます。」
みささん「(笑)。プロフィールに『大人の関係は持ちません』と書いてしまうと、極端にいいね数が減ってしまうっていうのもネットで見ていました。」
みささん「なので、プロフィールには、『仲良くなってからなら大人の関係もあり』と記載していました。」
長岡「実際のお考えと変わらないので嘘ではないですよね。」
みささん「そうですね。お金が欲しかったので(笑)。」
みささん「そうしてやり取りをしていくうちに、一人の男性から顔合わせの提案をされました。」
みささん「その男性は60歳の経営者の方で、プロフィールには年収1000万って記載されていました。」
みささん「メッセージのやり取りがとても丁寧で、『この人なら会っても大丈夫かな』と思ってその人との約束を取り付けました。」
後々、YouTuberのななこさんを調べました。
かわいい感じの女性で、ななこさんに似ているってことはみささんもかなりかわいいんだと思います。
もっと自信もってもいいのに、って思いました。
記事になるからってご謙遜されてたのかもしれませんけどね。
ご存じない方はななこさん調べてみてください。
調べる必要もないくらい有名なYouTuberさんだったらすみません。僕が無知なだけです。
まとめ
ちょっと短いですが、キリが良かったのでここでまとめさせてください。
僕は奨学金を借りて、なおかつ仕送りも少しもらっていたので、みささん尊敬!って感じでした。
いくら寮の家賃が安いとは言ったって、あのバイト収入では生活していくのはしんどいですよね。
パパ活で稼いでる人がいるなんて話を聞いたら、「自分も!」ってなるのは当然かなって思います。
みささんももっとバイトに入れてたらよかったんでしょうけど、なかなかそういうわけにもいかなかったんでしょうね。
別にパパ活をすることが悪いわけではないのでいいんですけど、知らない人と会うとなると当然危険も伴いますからね。
60歳の経営者の男性とのその後のお話は、次回の記事をご覧いただければと思います。
長岡でした。